難聴の私が工場見学を通じて得た就職活動の経験

体験談

こんにちは。先日、大手農業メーカーでの就職活動の一環として工場見学に行ってきました。今回は、その体験をシェアさせていただきます。

1. 志望職種について

私は事務補助として、工場の返品交換品の点検をメインとする職種を希望しました。この企業には、以前ハローワークの障がい者枠の合同面接会を通じて応募しています。

2. 工場勤務に対するイメージ

事前の工場勤務のイメージとしては、次のようなことを想像していました:

• 機械音が多く、環境音も大きい

• 作業はベルトコンベアの周りで進行する

• コミュニケーションは少ないが、全体のペースについていく必要がある

3. 実際の業務内容

説明を受けた業務は以下の通りでした:

1. 返品・交換品の開封

2. 識別番号をパソコンに入力し、理由を記録

3. 動作確認を行い、原因を調査

4. 確認した情報をデータとして入力

5. 毎週の審査会用の書類作成

審査会には、当面は別の職員が参加し、私は必要がないとのことです。ただし、慣れてきたら参加できるようになると伺いました。

4. 実際の職場環境

見学した検品部門は2人だけの部署で、工場ラインとは異なり環境音も少なく、静かで集中しやすい環境でした。もう1人の職員に質問できる環境で、前職での「忙しそうで相談できない」という不安もありませんでした。また、冷暖房も完備されており、夏場の熱中症リスクも低そうです。

5. キャリア形成について

私はパートでの入社を予定しており、心療内科の治療もあるため、週20時間、1日4時間の勤務から始めます。主治医の許可が出れば、徐々に勤務時間を増やすことが可能です。また、将来的に1日8時間勤務が可能であれば、正社員登用も期待できるとのことでした。

さらに、業務で必要な資格取得の費用も会社が負担してくれるので、スキルアップに取り組みやすい環境です。

6. 見学して良かったこと・感じた不安

良かったこと

1. 職場の雰囲気が分かった

実際に働く環境を見て、就職後のイメージが湧きました。特に看護師以外の職種を経験してこなかったため、仕事内容や職場の雰囲気が理解できて安心しました。

2. 職場の人と会えた

難聴のため対人関係に不安もありましたが、実際に一緒に働く予定の職員に会えたことで、少し安心できました。

3. 働く環境の確認

環境音が少なく、聞き取りやすい静かな職場であることが分かり、不安が軽減されました。他の人の会話に気を使う必要がないので、リラックスして働けそうです。

不安に感じたこと

1. 審査会書類の内容が不明

審査会の書類が具体的にどんなものか確認できなかったため、どのように作成するかがまだイメージできません。見本を見せてもらうなど、もう少し質問をしておけばよかったと感じました。

2. 事務補助業務のイメージが曖昧

事務補助とは具体的にどのような作業か、まだ把握しきれていません。看護師時代に電子カルテを使用した経験はありますが、会議資料などを作成したことがないため、この点が不安です。

7. まとめ

職場見学を通じて、不安要素がかなり減りました。やはり、働く環境を直接見ることはとても重要ですね。職場見学が可能であれば、実際に見学しておくことで、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。また、気になる点は質問をして、実際の業務内容を把握することが大切です。

今回は、難聴を持つ私が工場見学を通じて感じたことをお話ししました。もしご意見やご感想があれば、ぜひインスタグラムのDMでお聞かせください!ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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