難聴失敗談(対人関係編)その1:距離感って難しい!

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こんにちは!今回は、私の難聴にまつわる「距離感」に関する失敗談をシェアしたいと思います。みなさん、他人との距離感をどう取ればいいのか悩んだことはありませんか?私はこの「距離感」を掴むのが非常に苦手でした。この記事では、その具体的な失敗エピソードや学んだことについてお話ししていきます。

距離感ってなんだろう?

「距離感」って、言葉としてはふわっとしていますよね。でも、実はこれ、ちゃんとした研究がされていて、「パーソナルスペース」という言葉で説明されています。パーソナルスペースとは、他人に侵入されると不快に感じる空間のこと。これには、4つの距離があるんです。

パーソナルスペースの4つの距離

1. 密接距離(45cm以下)

親しい人(恋人や家族など)との距離。45cm以下の範囲で、手を伸ばせば相手に触れるくらいの距離感です。この距離に知らない人が入ってくると、嫌な感じがしますよね。

2. 個体距離(45~120cm)

親しい友人との距離感。会話しやすい距離で、相手の表情もよく見えます。このくらいの距離感だと、安心してコミュニケーションが取れます。

3. 社会距離(120~360cm)

仕事の同僚や取引相手との距離です。この距離になると、少し声を張らないと会話ができません。職場ではこの距離が適切だと言われています。

4. 公衆距離(360cm以上)

全く知らない人との距離。例えば講演会やセミナーなど、大勢がいる場面でこの距離が取られます。

失敗談:私の距離感はバグっていた

さて、私の場合、難聴が原因でこの「距離感」がおかしくなっていました。例えば、相手が何を言っているのか聞き取れなかったときに、「え?なんですか?」とグッと相手に近づいてしまうことがよくありました。これ、相手からしたらかなり驚きますよね(笑)。さらに、人見知りなので、ただでさえぎこちないのに、相手に近づきすぎてしまって、怖がられたり…。

それだけじゃありません。距離を取られると「嫌われてるのかな?」と感じてしまうこともありました。でも、これは相手が不快に思った結果の反応であることが多かったのかもしれません。

距離感と心の距離感

実は、物理的な距離感と心の距離感って結構リンクしているんです。無意識に取る相手との距離は、その人に対する信頼や安心感の度合いを反映していることが多いんですよね。

反省点と学び

振り返ってみると、初対面の人や、職場での同僚に対しても、聞こえないことを気にしてグイグイ近づいてしまう癖がありました。これ、逆の立場だったらどう思うでしょう?自分だったら、相手が急に近づいてきたらびっくりしてしまいますよね。

もちろん、相手が自分に好意を持っているとは限りません。だからこそ、適切な距離を保つことが大事なんだと痛感しました。難聴があるなしに関わらず、これは誰にでも言えることですね。進学や新しい職場に入ったときなど、新しい環境での人間関係構築においては特に気を付けたいポイントです。

最後に

今回は、難聴による距離感の失敗談をシェアしました。コミュニケーションの基本として「適切な距離感を保つ」というのは、意外に難しいですが、とても大切なことだと感じています。皆さんも、相手との距離感を少し意識してみてくださいね。

お読みいただきありがとうございました!

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